海溝

覚書とか忘れたいこととか

アイシ夢アンソロ企画アンケート 結果

「無いなら出す(書く)」という言葉をご存知でしょうか。私がたった今考えた言葉です。

令和4年夏に突然アイシールド21にハマり2年弱。色々な形で同人活動をしてきましたが、ふと「いろんな人が書いた夢、読みたくね?」という願望が生まれ、同志が居そうで予算面がどうにかなればやったるか……!と、とりあえずアンケートを取らせていただきました。

募集期間は2024年4月2日~4月7日17時までと限られていましたが、最終的に28人もの方にご回答いただけて嬉しいのを通り越してひたすらに驚きました。正直ご協力いただけて10人くらいかな?とか思ってたので。

皆さまお忙しい中謎のアンケにお答えいただき本当にありがとうございます。アイシ界隈の人類やさしすぎる。

 

さてさて、前置きはこの辺にしておいて、以下結果をお知らせします。

 

1.現在夢関連の同人活動(ジャンル不問)をされていますか。該当するものすべてにチェックをお願いします。

ネット上あるいは本の頒布など、1年以内になんらかの活動をしているという回答が8割という結果になりました。夢書きさん向けのアンケなのでそりゃそうかという話ではありますが。

 

2.前の質問で「していない」にチェックを入れた方のみご回答ください。過去に夢関連の同人活動をされていたことがありますか。

過去も今も完全に「ない」という方を過去には何らかの形で行っていた方が上回るという結果に。(回答数が前の質問と合わなかったので、多少の誤差はあると思います。設問がわかり辛くて申し訳ないです)

「ない」とお答えいただいた方…夢やったことないのに母数増やすためにご協力いただいた感じですかね?ありがとうございます。

 

3.1個目の質問で「している」に1つ以上チェックを入れた方のみご回答ください

作品の種類はどれですか。該当するものすべてにチェックをお願いします。

圧倒的に小説!!と予測していたのですが意外と(?)絵や漫画を描かれている方もいらっしゃいました。

私が初めて夢小説に出会ったのは20数年前になりますが、夢といえば小説!だったあの頃に比べると絵や漫画を描かれる方は確かに増えた印象があります。夢界隈も多様性の時代。色々な表現が選択されるようになりましたよね。好い時代だ~(しみじみ)

 

4.アイシで同人活動をしたことがありますか

「ある」が多くて嬉しいです(小並感)

自分のTLでだけ人気なのでは?と疑いたくなるときもありますが、数字になると理解しやすくなる分嬉しさも倍増ですね。

 

5.アイシ夢アンソロが企画されたら参加してみたいですか

一番知りたかったやつです。

絶対したい&条件次第で参加したいが8割以上を占めていて…あの…ほんとにこのアンケ取ってみてよかったなと…

もちろん条件次第ではあることは百も承知なのですが、アイシの夢を書いてみたいと思われている方がこれだけいらっしゃるとは。

「したくないが頒布されれば読みたい」「したくない」にご回答いただいた方もご協力いただきありがとうございました。

 

6.ひとつ前の質問で「したくない」「したくないが頒布されれば読みたい」以外にチェックをした方のみご回答ください。参加する場合、どんな作品で参加したいですか

やはり小説が多いですね。最初は夢“小説”アンソロという形をイメージしていましたが、一般的なアンソロジーでも絵・漫画や小説が混在している物が多いので、いずれの形式もOKにするのも面白そうだと思います(この辺は私の編集作業に余裕があるかどうかだな…)

あとは夢漫画・夢絵だと夢主の顔を出すか出さないか問題というセンシティブな問題も発生してくるので、この辺の落としどころを決めるのがやや難航しそうですね。色々な考え方があります故。

そしてその他で面白い回答をひとついただきました!

・「アクセサリーとかキャラとお揃い風のアクセサリーとか…」

す、素敵~~!お揃いの、というのが夢ならではの発想で最高ですね!

ノベルティとか、或いはテーマにもよりますがインスピレーションを受けて作ったアクセサリーとか並べて頒布したらおもしろそう…

 

7.個人でオフ本を出したことがありますか

まず、こちらの設問、最初流したときにダブってしまっていて申し訳ありませんでした…

何人かお答えいただいていたあとに途中からひとつ設問を削除したので正確な数ではないかもしれませんが、なんらかの形で「ある」方が7割以上のようですね。

本にするとき絶対に立ちはだかる「原稿にする」問題がありますので、参考までに今回お聞きしました。勿論、「ない」方もサポートできるような体制をとるつもりです。やるなら…(※まだ決まっていない)

 

8.何かご質問やご意見等ありましたらどうぞ

こちら、多くの方から嬉しいメッセージを多数いただきました~!ありがとうございます!

記名有りの方で繋がっている方には個々にメッセージを返させていただいたので、こちらでは匿名でコメントをくださった方にのみ返信させていただきます。ご了承ください。

 

色んな方がかかれるアイシ夢が読みたい一心です!本の形も勿論ですが、Webアンソロの形も読む側のハードルが低くいので色んな方に読んでいただけて良いかもと思いました…!発刊される際にはどんな形であれ拝読したいです!

う、webアンソロという発想がなかったので目から鱗でした……!確かにwebアンソロならばハードルはぐっっっと下がりますよね!本にはしたいけどせっかくやるからには色々な方に読んで欲しいという気持ちはあるので、webアンソロ⇒参加者にのみ献本みたいな昔よく見た形でも良いのかなとチラッと考えました。貴重なご意見ありがとうございました。

 

回答する欄が間違ってたらすみません…ものすごーく昔に個人サイトで栗田夢を書いて途中で止まっているという吹けば飛ぶような夢経歴ですが、もしスケジュールが合えばぜひとも参加させて頂きたいです。

それはもう十分すぎる経歴ですよ… 昔から活動されている方にコメントいただけて嬉しいです。もし企画が立ち上がりましたらご参加いただけると喜びます!

 

絶対したいに21回チェックしました!!

声出して笑っちゃった。ありがとうございます!(×21回)

 

出せるかわかりませんが、出たい気持ちはあります!

私も企画できるかわかりませんが出したい気持ちはあるので一緒にがんばりませんか?

 

以前の夢アンソロを楽しく読ませて頂いたので昔小説書いていた時の気持ちを思い出しました〜 機会が文字を書きたいなと思います

私も過去に出されたアイシ夢アンソロや他ジャンルの夢アンソロをいくつか拝読しましたがワクワクしますよねー 御縁がありましたら是非ご参加いただきたいです!

 

おゆさんのTwitterいつも見てます。ずっとアイシールド21を推してる姿が素敵で大好きです。これからも影ながら応援しています。

ええ!?ありがとうございます!?応援とても励みになります嬉しいです~!!

 

アイシールド21がとても好きで今回アンケートだけでもと答えさせていただきました。思わず自分が作るなら…と色々想像できて楽しいアンケートでした。お忙しいとは思いますがお身体お心ご自愛ください。

楽しくご回答いただけたようでよかったです♡こちらこそ貴重なお時間をいただきましてありがとうございましたー!

 

最後に

重ね重ねになりますが、この度ご回答やRTなどご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

カジュアルな気持ちでとったアンケでしたが思いのほか「やってみたい!」というご意見を賜り…あの…ちょっと前向きに企画を検討してみてもよろしいでしょうか…?

つきましては開催時期やテーマなどもう少し踏み込んだ設問を交えたアンケを近いうちに取ろうかなと考えていますので、その際にはまたご協力いただけますと嬉しいです。

それでは皆様、引き続きよき夢ライフを~

推しから預かったプレゼントお渡し会をした話・後編

前回までのあらすじはこちら。

hotwater16g.hateblo.jp

 

 

第3話:「返って来たお年玉」

続いてのプレゼンターはよーこ氏。ショウ氏から受け取ったシートはこちら。

よーこ「物を贈るイメージがないって聞いて死ぬほど迷った」

ショウ「それなんよなあ」

よーこ「でもポイントとなったのが設定の『推しが弟の友達』ってとこで。当時お年玉をあげたりしてたんじゃないかと思いまして。数年ぶりに再会したとき『そういや昔お年玉もらったよな?やるわ』と言いながら成長した彼が手渡してきたのがこちらです」

お年玉ー--------!!?

の、袋の中に入っていたのが推しモチーフのアクセサリー。

よーこ「あんま物を上げるイメージがないって言ったからお金使わないと思って、スリコのやつなんだけど…」

ショウ「予算設定まで解釈一致」

よーこ「で、予算がめちゃくちゃ余ったのでここからは私がショウちゃんの同僚という設定になり、『最近遅くまで頑張ってる同僚に贈るクリスマスプレゼント』を渡します」

ショウ「同僚?……私の推しと面識ある?隠れて付き合ったりしとらんよね?

推しへの愛情が深すぎるあまり疑り深くなるオタク。

ハンドケアセットと湯たんぽ。これは普通に疲れた女にはありがたい。

お金をかけたがらないキャラが何を贈るか……

難易度の高いミッションだったと思うが上手い事投げられた設定を生かしたオタクすごい。

 

第4話:「オタクが一番好きな紙ってなーんだ?」

4人目のプレゼンターはぐじま氏。私が送ったシートがこちら。

私が今年になってハマったジャンルが偶々ぐじま氏が昔履修したジャンルであるということもあり、情報は最低限にとどめました(信頼故)。

 

ぐりこ「この子さ、アニメより原作の方が顔が良いよな」

ぐじま「そんなおゆちゃんの推しは今アメリカに留学中なんですが、実は一時的に帰国をしておりまして」

おゆ「何故私に言わなかったんだー---ッ!?!?」

出た、厄介なオタク。

ぐじま「時期的にサプライズでクリスマスプレゼントを贈ろうと思ったんですが、色々あり会えぬまま急に帰国せざるを得ず。彼の高校時代のダチである〇〇くんに買ったものを託し、更に〇〇くんの大学の友人である私が『渡しといて』と頼まれたのでおゆちゃんに今日プレゼントを渡します」

おゆ「私の知らぬところでそんな複雑なやり取りが行われとったん?」

そんなんもう宅配で送れや…

ショウ「大丈夫?ぐじま、おゆちゃんに隠れて彼と付き合っとらん?」

ぐじま「wwwwwwwwwwwwwwwww」

いやだから疑うな。

 

ぐじま「さて、そんな忙しい彼が選んだのがこちらです」

アヴェダのパドルブラシ…………!

偶然にも私が半年ほど買うか買わぬか悩み続けていたブラシでした。いや普通に嬉しいが?

ぐじま「そして、今回無配ペーパーを刷りました」

おゆ「ペーwwwwwwwパーwwwwwwwwwwwwwwwwww」

嬉しさのあまりベッドから転げ落ち熟読する私。

オタク、この世で一番無配ペーパーが好きですからね。

ブラシを選ぶまでのエピが描かれたぐじま神による無配に無事殺された。

てか夢本刷る奴と言い無配用意する奴と言い、これ同人誌即売会やったっけ?

 

第5話:「消されたメッセージ」

最後のプレゼンターはぐりこ氏。ぐじま氏から貰ったシートはこちら。

これまた熱量がヤバい。オタクほんまに推しのこと語ったり書いたりするの好きよな。

ぐりこ氏もぐじま氏の推しについてはよく知っていたそうです。

ぐりこ「この設定がええよね。再会した年上のお姉さんっていう……」

ぐじま「そう。あとショウちゃんの時と同じく、特別付き合っていないってのがポイント」

友達以上恋人未満みたいな時期が最高に楽しかったりするもんな(理解)

 

ぐりこ「そんな『気になる年上のお姉さん』にニューヨーカーな彼が贈るものといえばやはり、いかにもなグッズかと思いまして……」

ニューヨーカー(解釈一致の音)

なんでいかにもなクリスマス飾りってこんなテンション上がるんやろ。

そして続いてはこちら。

ホットサンドメーカーアメリカのご家庭に絶対あるやつ!

ぐじま氏も大喜び。

ぐりこ「そしてまあニューヨーカーなので、当然クリスマスカードも預かってます」

ぐじま「…………は?」

ぐじま「待って、待って?」

え、死んだ?

読んだ瞬間あらぶるオタク。

中身がこちら。

ぐじま「一回書いて消してあるんじゃけど………!?」

いーや確かにこれは荒ぶるわ。

年上のお姉さんへの想いを書こうとしたけど「なんか違う…」と思って消し、そのまま下にシンプルなコメントを書いちゃうの可愛すぎん?

演出が憎すぎる。天才が居た。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。こういった試みをするのは我々は2度目ですが、やはり何度やっても楽しい。

自分の推しへの愛を再認識できるし、知らないキャラや人物と友人の関係性についてあれこれ考えまくるのも楽しく、そこからまた新たなインスピレーションを得ることもあり、正直得しかしない企画なので、皆様もぜひお友達とやってみてください。

同じジャンルの友人とやるのも楽しいが、未知ジャンルでやるのも楽しいです。

我々は「絶対来年もやろうな……」「来年は同じ推しで『付き合って2年目』って設定縛りにする?」と早速来年の話を始めました。

それでは来年もまた元気な夢女でありましょう。皆様よいお年を……

推しから預かったプレゼントお渡し会をした話・前編

皆さん、今日も元気に妄想してますか?

生きているとしんどい現実に殺されがちですが、そんな中この度またしてもとち狂った会を企画し開催してまいりましたので纏めます。めちゃくそ楽しかった。

尚、毎度のことながらいわゆる夢要素しかない記事になりますので、理解の無い方は見なかったことにしてください。

また、それぞれの推しのジャンルやキャラクター名はそれとなく伏せております。「あの人かな…?」と思っても気づかないフリをしてね!

 

 

 

参加者

おゆ:夢女歴20年。字書き。推しが作品の完結後海外に行きがち。

ぐりこ:古の絵を描くオタク。推しが悲しい運命を辿りがち。

ぐじま:子育てをしながら絵を描く偉いオタク。ホビアニが好き。

よーこ:好きなタイプは顔の良い男。顔の良い男のためなら何でもするオタク。

ショウ:二次元ジャンルも好きだが歴代推しは全員次元が2.5以上のオタク。

 

互いにメインで推しているジャンルは微妙に掠ってるようで掠ってなかったり、かと思えばがっつり被ってたり、稀に「あ、私10数年前にそのジャンル通ったよ!同人活動もやってた」という事があったりなかったりするという、言わば各ジャンルから集まったやべー集団です。

実は2年前にも奇跡的に被った某ジャンルでそれぞれの推しから(預かった)プレゼントお渡し会を開催したのですが、昨年は参加者たちの人生の都合で開催できず、この度2年ぶりの開催となりました。

 

ルールと流れ

1.それぞれ「この人物(キャラ)からプレゼントを貰いたい」と決める。

2.カウンセリングシートを記入する。

3.くじ引きをし、当たった人のカウンセリングシートを受け取る。

4.予算4000円(多少はみ出しても可)で推しからのプレゼントを用意する。

5.当日預かって来た体で相手に渡す。

 

前回は全員が同じジャンルにハマっており、口頭で推しの名を伝えるだけであとはお任せ!で済んだのですが、今回は『もしかすると全く知らないジャンルのキャラからプレゼントを預からないといけないかもしれない…』という可能性があったため、「私の推しはこんな子です」「作品の世界観はこうで…」「私と推しの関係はこんな設定で…」という情報を記載するカウンセリングシートを作成しました。

各自記載し、運命のくじ引きが行われた結果、

おゆ→ぐりこ

ぐりこ→ぐじま

ぐじま→おゆ

よーこ→ショウ

ショウ→よーこ

(左が贈る人、右が貰う人)

という結果に。それぞれが用意したシートを受け取り、約半月の準備期間を経て当日を迎えました。

 

宴の始まり

13時。都内某所のレンタルルームにてスタート。クリスマス会を兼ねていたので買ってきた総菜やケーキを食べつつ過ごしました。

そして腹も満たされた14時半、遂に執り行われたお渡し会。

お渡しする順番はあみだくじで決定しました。

 

第1話:「付き合って間もない若手俳優から貰う温もり」

トッププレゼンターはショウ氏。よーこ氏から受け取ったカウンセリングシートはこちら。

よーこ氏の推しは三次元。以前よーこ氏から写真集を押し付けられた頂いた以外の知識を持たぬショウ氏はカウンセリングシートを受け取った後、自分で彼のプロフィールを徹底的に調べ上げたそうです。本気。

そして“彼の所属する事務所の関係者”という設定の人間として預かって来たプレゼントがこちら。

ショウ「どうしてもおうちデートが多くなるのでおうちで使える物が良いかと……」

ジェラピケのしあわせなスリッパ……(と、彼の好きな色のタオル)

喜びを嚙みしめるよーこ氏。

ショウ「そしてここで、最近なかなか忙しくて会えない彼から預かって来たメッセージを代読させていただきたいと思います」

一同「!?!?!!??」

これ何?結婚披露宴なの?

彼からの暖かいメッセージにリアルに口元を覆うオタクの図。悶えるギャラリー。

かわいい自作クリスマスカードのおまけ付きでした。

初っ端からオタクの本気を見せられ、当事者もギャラリーも一気に盛り上がる。楽しすぎんか?

てか室温10度くらい上がった?

 

第2話:「死んだ推しと私の思い出について」

さて続いてのプレゼンターは私(おゆ)。ぐりこ氏から受け取った熱量やばめのシートがこちら。

論文……?

字の量多すぎてぼかしが雑になってしまったが察してほしい。

今回は少しイレギュラーで、厳密に言うと推しからのプレゼントではなく、「死んだ推しとの思い出から生成された、彼の概念アイテム」を贈るということに。

ぐりこ「私の推し、死にがちでさあ……死人からプレゼント貰うわけにもいかんから特殊な設定にしたわ」

私も推しが海の向こうに行きがちなのでその気持ちわかるぞ。

それだけでなく、私自身しても思い入れのあるジャンルのキャラを指定された為、めちゃくちゃ楽しみながら用意をさせていただきました。

おゆ「初めに、このシートを読ませていただき私はとても感動しました」

思い入れが強すぎるが故に雑なプレゼンを始める私。

おゆ「さて。ではプレゼントを渡す前に、彼とぐりことの思い出を今回小説にしてきたので渡します」

ぐりこ「どどどどど、同人誌?!!??」

そうです。私はいわゆる夢本を刷りました。

ぐりこ「……家宝にします……」

おゆ「そしてこの思い出を踏まえた上で生成された物がこちらです」

ムーンストーンのネックレス。

ぐりこ氏の誕生月は6月。ムーンストーンは6月の誕生石という偶然。

色んな意味でパワーを貰ってくれると嬉しいです。

絞め殺してるようにしか見えないが、付けてあげてる。

 

そして宴は第3話へ続く……(暫くお待ちください)

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleido proud fiesta」のセトリがヤバかった話

どうも。

今年に入ってからなんか心の叫び的な記事をやたら書いてる気がするが今回も例に漏れずそれです。

題名の通り、9/27東京ガーデンシアターでのライブに参戦して参りました。

今回のUNISON SQUARE GARDENの ツアーは7月からスタートしたのですが、自分の人生のスケジュールと折り合いが悪く、自分にとってのツアー初日がツアーファイナルというめっちゃ嬉しいような悲しいような事態になってしまった。

他の推しバンドでも偶にこういうことやるけどほんと嬉しさと悲しみの鬩ぎあいみたいな気持ちになるのでまだやったことない人類は一度体験してみてください。

ネタバレ踏まないように自衛しながら生きることの難しさを感じ、「うわなんかフォロワーがヤバさをチラつかせてるけどそんなヤバいんじゃろか?」と疑心暗鬼になり、「あの曲やって欲しいけど無理だろうな…この曲も…無理だろうな」みたいな悲しい気持ちになるので大変おすすめです。

 

前置きはこの辺でええわ。

私も頑張ってネタバレ踏まんように生きてたんですけど、実は1曲目だけはうっかりバラされてしまっていたので、ツアースタート時からずっと震えつつ当日を迎えました。

それに加えてセトリおじさんこと田淵智也はなんかブログで「今回は(も)すごいぞ」的な匂わせをしてくるしマジ生きた心地がしなかったよな。

そんなこんなで流れだとか現実味とかを完全に無視し、これ聴けたらいいなー的な曲メモがiPhoneに溜まっていった。

今見返すと大変に香ばしい気持ちになる。

こういう予想もしてた。

すっげえ嫌な推理をしてて笑うわこんなん。よい子は真似しないでね。

で、まあこういう予想とかをして楽しんでたわけだけど、別に本気で当てに行こうという気なんてさらさらなくて(セトリおじさんに勝てるなんて思ってない)、単純に「テメェの今の心情とセトリおじさんの心情がどんくらい似てるのかな?」的なことを調べるために挙げてた。

ニゾンはセトリが毎回全く読めないので予想するのが楽しいですね。楽しかったです今回も。

でもライブはその8億倍くらい楽しかったぞ。

というわけで記憶があるうちにこれらの予想を踏まえた上での感想というか思った事を一言二言ずつ書いていきたいと思います。

 

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1.harmonized finale

いや~~この曲からスタートすんのはさすがに馬鹿でしょ。

ネタバレされてたけどこれは普通に嬉しくて泣いた。

そもそもkaleido proud fiestaツアーはタイバニ2期のOPであるkaleido proud fiestaのお披露目ツアーである為、タイバニ曲がいくつか入ってくるんだろうなという予想はしてたがまさか一曲目にハモナイて。えっ、馬鹿?好きだが????

私はユニゾンのオタクとタイバニのオタクを兼業してるから、劇場版2作目~2期の間の約8年間待ってきたタイバニのオタクを労わる気持ちもあったのかなとか勝手に解釈してた。

一曲目なのにタイトルにフィナーレって入ってんのがセトリおじさんっぽくて好き。

あと紗幕かかった状態でスタートしたのも良かったね。ハチャメチャに神々しかったし無事に星座になった。というかもう合掌しながら聴いてたわ。ユニゾンは宗教。サンキュー。

 

2.箱庭ロック・ショー

ハモナイの余韻消えぬまま始まる箱庭。

星座になったままスタートしたのでいまいちノリきれなかったけどラスサビあたりでようやく正気になった。

 

3.世界はファンシー

と思ったら死んだ。

近年発表の治安悪曲の中でも最高に楽しいよねこの曲大好きなんだ私。ハッピー☆

頭振りすぎて千切れてどっか飛んでったよな。生首いっぱい転がってた。

箱庭と新旧治安悪曲対決みたいでおもしろかったなここの流れ。箱庭はそこまでだけど。

 

4.シャンデリア・ワルツ

え?大団円?ものすごい多幸感に包まれてライブ終わったかと思った。

デリアって(サイダロツアーのイメージが強いからかもしれんけど)割と最後の方orアンコールでやって我々をハッピーにしてくれる曲なイメージあったので序盤の「掴みはOK牧場タイム」にぶち込んでくるの新鮮でよかったー

 

5.CAPACITY超える

イントロの太鼓ですべてを察し叫びそうになった。えー---聴きたかったんだよ私これ 意外とライブで聴いた事なかった気がするので満足

珍しく歌詞間違いしてたけどそんなん気にならんくらいぶち上ってた。広い野原を走り回りたい気分だったのかな。多分な。

 

6.Silent Libre Mirage

サビ前の「張り切って飛べ」でおもいっくそ飛ぶのが好きなんだけど今回は2バル最前だったからいのちの安全を優先させたが魂は飛んだ

 

7.Own Civilization

7枚目―――――!

これはナノサイズと7枚目を掛けた巧妙なギャグなんだろうか。

MODEツアーぶりに聴いた気がするけど良いなこの治安の悪さ ありがてえ

 

8.ラディアルナイトチェイサー

なんかもうこの辺で「私、セトリおじさんなのかも…」と思い始めた

この日3時間しか寝てなくてライブ前めちゃくちゃ眠かったんだけど「目が覚めるまでそっとしといて欲しい」が今の心情にしっくり来すぎて笑うなどした

 

9.fake town baby

血界戦線のオタクが喜ぶやつだった

タイバニに限らず、ほんとに作品の世界観に寄せてくるからすげえよね

 

10.5分後のスターダスト

同人女的な事情により2ヶ月ほど前これ死ぬほど聴いてたのでもうわけがわからんかった

金木犀が歌詞に出てくる曲は名曲

 

11.弥生町ロンリープラネット

この曲大好きなんだけど、これ聴くと絶対春が来ても聴きたくなるからなあ…と思ってたらまさかの照明で春が来て泣いた。

すんげえいい仕事するじゃんね……

 

12.ワールドワイド・スーパーガール

セッションからの入りめちゃ良かったなあ……

あとこの曲も照明がかわいかった。街並みを表現してるのか?何もわからんけどわかった。

この曲に限らずだけど早くコーレスを堂々と元気いっぱいできる世の中になるといいですよね。ストレスたまる。

歌の入り間違えてました?いやあれは間違いじゃねえよ、あれもまた正解だつってんだろ

 

13. ナノサイズスカイウォーク

今日はこの曲を聴きにきました其の一。

この辺から後ろの逆Jの字みたいな照明(後述)が気になり始めた。チンアナゴみたいで。

 

14.サンポサキマイライフ

ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!

この曲普通に大好きなんだけど、前述のチンアナゴがオレンジと白にライトアップされてるのを見て「ちゃうわこれニシキアナゴやん」ってなった。

ニシキアナゴ可愛かった印象が爆強くて最後のハイ!!!!!!!!!!!!!!!!をやり忘れた無念

 

15.オリオンをなぞる

ど頭で星座にされたタイバニのオタク、今度はオリオンをなぞらされるの巻。

いや~ハモナイもだけどやはり我々(クソデカ主語)原点はここなので。なんか静かに泣いてた。腕振りながら。

ひとつひとつ歌詞を噛みしめながら聴くとまた新たな発見がある素晴らしい曲ですね。

 

16.kaleido proud fiesta

今日はこの曲を聴きにきました其の二。

「ココデオワルハズガナイノニ」からの「かくしてまたストーリーは始まる」はもうね、ヤバいって。

セトリって選曲も大切だけどやはり流れも大事じゃないすか。

そんな同人女みたいなことする?!とか予想してたけどセトリおじさんはおじさんではなく同人女だったわ。文句のつけようがない流れだった。

このセトリがすごい2022大賞。

 

17.to the CIDER ROAD

なんか2バル下手寄り最前にイントロで泣き崩れてた女いませんでした?それ私です。

大大大大好きなサイダロリバイバルツアーに魂を置いてきた女だったのでぶち上りすぎて花火上った。

場が温まり切ったあたりに聴くサイダロも乙なものですね。新たな発見をありがとう。

 

18.10% roll,10% romance

サイダロの余韻から抜け出せぬまままたぶち上らせようとするセトリおじ勘弁しろ。

ってえー---!これで本編終わりなのかー-----(寂)みたいな感情だったけどテンパーの多幸感に助けられた感はある。

それを見越した上での選曲か?福利厚生の充実。

 

EN1.Cheap Cheap Endroll

毎度だけどユニゾンはアンコールまでの時間がみじけえんよ ありがとうな!?

仕事がうまくいかねえ時に聴きたい曲ナンバーワンだよね

ライブ特有のBPM激やばバージョン、五臓六腑に染み渡るっす

 

EN2.シュガーソングとビターステップ

今回もしかして血界戦線のオタクも得しました?ありがとう?

本筋とあんま関係ないけどこないだ血界戦線のアニメを一気に見返したばっかなのでちょっと色んな意味でウルッとした。

今日の私は「祭囃子のその後で泣き出してしまう人」だった。

「目が回りそうです」で踊りながら1回転したいからライブハウスで踊らせてくれ もうユニゾンを手ごろなサイズのハコで見ることはできないんだろうか

ダイバーシティくらいで妥協するから頼むわ

 

EN3.場違いハミングバード

デリアを序盤に置いたかと思えば場違いをラストに置く……セトリおじ……負けたわ……端から勝つ気などなかったが

なんか「今日のところはこれくらい 外しちゃおうかな」という最後の歌詞がすべてを表してるようで面白かった。

これは外すわ。違いない。

 

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なんかほんとに好き勝手書いてしまったがまあどうせ見返して楽しいのは自分なのでいいや。

いやー楽しかった。また楽しくユニゾンのライブで踊り狂うために健康な体作りを始めようと思います。

皆さんまた現場で会いましょう。

 

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おまけ。

フォロワーが答え合わせしてくれてた。セトリおじにちょっとだけ近かった女じゃん。

初めて推し不在の誕生日会をした話(当日編/後編)

ここまでのあらすじ:

8年間推しの誕生日を知らず過ごしてきたオタクがある日突然推しの誕生日を知ったら盛大に祝わずにはいられず船に乗り大はしゃぎし、浦安に向かった。

 

hotwater16g.hateblo.jp

↑前回更新から少し時間があいてしまいましたがこちらの記事の続きです。引き続き夢と虚言のみで構成されている記事になるので今回も苦手な方はそっと閉じてNetflixでタイバニ2を見てください。10月7日に2クール目が配信になります。よろしくです。

 

目次

オタクin新浦安

船から降りて東京駅の地獄のような京葉線乗り換えをこなし、本日の宿(と書いてメイン会場と読む)のある新浦安に向かいました。

駅ビルで推しの好物(ヨーグルト)とただ食べたかったクロワッサンとただ飲みたかったウィルキンソンジンジャーエールを購入し、シャトルバスを待ちます。

途中ガチの結婚式帰りと思われる人々を乗せたバスが目の前に停車し、なんか香ばしい気持ちになった。

バスの中で「そういや我々一緒に旅行するのいつぶり?」「佐和山に行ったときって何年前?…5、6年?」「こわ」みたいな会話をしつつ、改めて私たちの付き合いの長さと推しへの愛を注ぎまくってきた8年を振り返ったりなんかした。

 

私と麦さん、佐和山の思い出(余談)

 

ということでバスに揺られること約15分。本日のメイン会場に到着です。周りは夢の国帰りと思わしき家族連ればかり。そこに交じる明らかに浮いた格好の我々。という図にもすっかり慣れましたこの時点でな。

 

宴の始まり

ハッピーなファミリーに混ざりチェックインを済ませたハッピーなふたり。

いよいよ部屋とご対面です。ルームキーが既に推しカラーだったのでこの時点でテンションかなり上がってた。写真撮るの忘れたが。

 

ドアの向こうに広がっていたのは

正真正銘の推し色ルームでした。

写真で見た通りなんだけどなんかほんと笑っちゃった。 

 

しかもオーシャンビューだった。

今日めっちゃ海見とる。

 

主に東京駅のせいで疲れたのでとりあえず座り、クロワッサンをかじる我々。

小腹も満たしたのでいよいよアレをやります。

憧れの、アレ。

そう、

 

推しグッズのデコレーション。

 

なんやかんやこれやっとる時が一番楽しかった。

持ち寄ったグッズで彩られたイミテーションケーキはホテル備え付けのものです。

Twitterに上げたら「ケーキも作ったの!?」というリプを何人かからもらったけどそこまでの気力はさすがにない。現役保育士オタクにそこまで求めるな。

けどなかなかかわいくて所謂「映え」る祭壇が出来てとても満足でした。

 

浮かれて写真を撮るふたり。

 

ベッドの上の棚?みたいなところにも祭壇を作りました。

congratulationのガーランドがいい感じ。

 

衝撃のディナー

写真を撮ったり推しを愛でたりしてるうちに夕飯の時間になったので移動します。

今回は外出するのも面倒だったのでホテル内のレストランを事前に予約しておきました。

シャンパンで推しの誕生を祝い、おなか一杯になった時、麦さんより本日n回目のサプライズが…

 

麦さん「渡すものがあるんだよね~」

は????

 

手渡されたのは謎の包みと封筒。

何かとんでもねえ予感しかしなくてめっちゃ震えてた。

開封

 

!?!?!wwwwww

!?!?!!?!wwwwwwwww

!?!?!?!!?!!?!wwwwwwwwwwww

 

推しのバースデーイベントに参加した者だけがもらえるカードとプレゼントでした。

 

これは何?大丈夫なやつ?※大丈夫ではない奴のコメント

この日の為に用意したと聞いて20時間ぶりくらいに麦さんの本気を感じました。

めちゃくちゃ笑ったしうれしかった正直。

なんか…こういう粋な演出できるオタクがたぶん世界を回してるんだろうな。

尊敬しますね。

 

宴の後

衝撃の夕飯を終え、フロントで円盤鑑賞会をするためにBlu-rayプレイヤーを借り、部屋に戻った私たちがしたこと。 

推しの好物を食べながら本日の自分のコーディネートについて語り合う。

それぞれクソ夢女子なのでアクセサリーから化粧までこだわり散らかしていたのでこの時間も楽しかったですね。

あとヨーグルトはうまかった。蒜山ジャージーヨーグルトは岡山の魂。

 

その後は劇場版の円盤を鑑賞し、推しの登場シーンが近づくとカメラを構えて写真を撮りカメラロールを荒らすといういつもの遊びをして過ごしました。結局いつも麦さんと遊ぶときとあんまやってること変わんないんだけど、これこれ。こういうのでええんよ誕生日会って……(感無量)

最後に

好き勝手書きすぎてレポらしくないレポになりましたが、こんな感じで私たちは初めてのお誕生日会を過ごしました。

結論から言うとどちゃくそ楽しかった。

それなりに費用はかかりますが、小旅行するのと変わんないし、下手したら旅行するより健康にいい。心の。

定期的にやりてえなーと思ったけど誕生日は毎年来るので(歓喜)またなんかいいアイデアがあれば来年以降に持ち越したいと思います。

推しの誕生日がわかるって幸せなことなんだな…ということを改めて感じました。

現場からは以上です。

 

おまけ

示し合わせたわけでもないのに2日目の服の色が丸被りしてた(爆笑案件)

 

ホテル近くの広場にシロツメクサが生えてた。

そう、3ヶ月後にはシロツメクサが似合う彼の誕生日も控えているのでござる…

初めて推し不在の誕生日会をした話(当日編/前編)

ここまでのあらすじ:

8年間推しの誕生日を知らず過ごしてきたオタクがある日突然推しの誕生日を知ったら盛大に祝わずにはいられなかった。

hotwater16g.hateblo.jp

↑こちらの記事の続きです。引き続き夢と虚言のみで構成されている記事になるので苦手な方はそっと閉じてNetflixでタイバニ2を見てください。とても面白いです。

 

目次

 

宴の始まり

迎えた2022年6月19日。日付が変わると同時にサイトの更新を済ませ、Twitterに祝いの言葉を流していたら麦さんからDMが来ました。

 

いや、よろしくじゃねえよ(困惑)

この時点で「なんかうちらはヤバいことに首突っ込んだんじゃないかな」という疑惑は確信に変わった。プロの犯行すぎる。こんな逸材をインターネットの海に解き放っておいて大丈夫なのかな。

あと手配するときに気づいたけど、船の乗り場の最寄りは「日の出駅」で、ホテルの住所は「日の出」なんですよね。Risingじゃねえか。なんて偶然。

 

支度をする

前回の記事のとおり、推しのバースデーイベントに呼ばれた女という設定でめかしこんであれこれをすることになった私たち。

当日までにドレス、アクセサリー等を各々準備してきました。

お互いどんな格好をするのかは当日のお楽しみだったのがめちゃくちゃ楽しかったですね。多分一緒に選んでても楽しかっただろうけど。

私はプロの友人(オタクの美容師)にヘアメイクをお願いしたのですが、「宴の中心的な奴ではなく後方彼女面してる系の女にしてください」という私の無茶なお願いを汲み取ってくれて、最高にちょうどいいアレンジとメイクをしてもらいました。

梅雨時でしたが幸運なことにお天気にも恵まれてよかったです。ただクッッッソ暑かったので髪型を当初とは違う形に変更してもらうというあれこれはあった。

 

船に乗る

そんなこんなで“仕上がった”状態でいざ日の出駅へ。

最初のイベントは東京湾クルーズです。

www.symphony-cruise.co.jp

なんで船…?とツッコまれたらめっちゃ困るんですけど、とりあえず「なんか非日常感味わえるゴージャスでファビュラスなことやろう」と思ったらこれかなと。

色んなプランがあるのですが、私たちが今回選んだのは15時頃から1時間ほどかけて台場周辺をぐるっと回って帰ってくる、恐らく一番お手軽なプラン。

14時30分頃改札の前で合流することになっていたのですが、気合入れてめちゃくちゃ早く着いてしまった私はそわそわしながら麦さんを待ちます。

数分後、改札の向こうから武装した女が現れました。

ぬるい海風が吹く日の出駅改札前で合流する明らかに結婚式帰りな女ふたり。

 

おゆ「完全に『良い式だったね…』モードだが?」

麦さん「それな」

 

そんなやり取りもしましたがもうなんかどうでもよくなってた。

お互いのコーディネートの詳細は追々語るとして、とりあえず乗り場に向かいます。

私は全く別件でつい二週間ほど前にも来てたので、乗り場の場所はバッチリでした。

乗り場から数分歩いたところにあるレストラン&カフェもおすすめです。UNISON SQUARE GARDENのオタクなら多分ニコッとしてしまう名前。

東京湾の汚さには目を瞑りましょう。

 

さて、受付を済ませて出航を待ちます。

記念写真も撮りました。

数年前ひとりでキトラ古墳を見に行ったときぶりに役に立った、私のミラーレスの遠隔操作機能。

ありがとうOLYMPUS

 

話が逸れた。時間になり、いよいよ船内へ。

今回乗るのはモデルナという名の船。5万回くらい言われてんだろうけど「ワクチン…」って言っちゃった。みんな言うてるやろ。

指定された部屋に向かい、席に案内され、キョロキョロと周囲を観察しながら過ごしているとケーキが運ばれてきました。

 

おゆ「私…持ってきちゃったんだよね…『ぬい』を…」

麦さん「私も…」

 

普段推しのグッズを持ち運ぶ文化の無い我々。ビクビクしながら記念写真を撮りました。

これ!!!!めっちゃやりたかったやつ。  

すごく楽しかったです。ぬいやアクスタを持ち運んでる友人たちはこんなに幸せなことをしてたんだね…もっと早く知りたかった、この幸せを。

でも撮り終えたらすぐしまう(小心者)

 

途中「写真撮りますよ」と周ってきてくれたお姉さんにちゃんとした記念写真も撮ってもらいました。

これだけ見るとマジで結婚式帰りにクルージングに来た人たち。

 

出航して間もない頃、「本日お誕生日の方がいらっしゃぃます!」というアナウンスと共にお誕生日のキッズの元にケーキが運ばれるというサプライズがあったのですが、かつてキャラクロに通い詰めた我々は「to me & to us来る!?」と違う意味でそわそわしていた。

このネタわかる人いたらとてもうれしい。当然流れませんでした。

 

さっさとケーキを食らい、船内の探検に出かけました。 

ライオンが居る良い椅子。

良い色の階段。

デッキにも出ました。

ガチの台場に大興奮したりレインボーブリッジの腹を見たり、普通にクルージングを楽しんでしまった。

この記事書いてて思ったけど今んとこぬいと写真撮ったくらいしか推し活らしいことなんもやってねえな?

でも超楽しかったです。楽しいからいい。開き直るオタク。

 

景色を普通に楽しんでいるとあっという間に船は芝浦に帰ってきました。

ここからいよいよ本会場の宿へと向かいます。

東京駅の京葉線乗り場までの道のりを思い出してゲッソリしながら……

 

続きます。

初めて推し不在の誕生日会をした話(準備編)

何かしらのオタクならば、推し不在の誕生日会という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

私も自分がいわゆるオタクと呼ばれる人種であると自覚し始めてからウン十年経つのですが、この度生まれて初めて二次元の推しの誕生日を盛大にお祝いしたので記念にブログを書きたいと思います。

※筆者も共犯者も俗にいう『夢女子』と呼ばれる人種のため、夢要素クソクソ強めの記事となります。苦手な方は見なかったことにして速やかにお帰りください。

 

 

私の推しについて

今回お祝いする主役こと私の推しとは2022年6月現在、Netflixで大好評配信中のアニメ、TIGER&BUNNYのキャラクターであるライアン・ゴールドスミス(ゴールデンライアン)です。

彼についての説明と私がどれだけ彼を愛しているかということについては以前書いたこちらの記事をお読みください。

 

hotwater16g.hateblo.jp

 

彼と出会って8年と4ヶ月。どうして今まで誕生日を祝ったことがなかったのか。それは、公式が彼の誕生日を公表したのが今年の4月だからです。

つまり今年の4月までは誰も彼の誕生日を知らなかった。8年間推そうが公式から教えてもらえなかったんじゃ仕方なくない?(キレ)

それなら9年分がっつり纏めて祝ってやろうじゃねぇの…(腕まくり)(※半袖)と思うのは強火オタクの性ってもんでしょう。

 

祝う人達(バースデーファイター)について

今回の登場人物

①私(おゆ)

オタク。基本自己投影しないタイプの夢女。文字書き(現在は夢小説)。

8年前からずっとライアンが好き。

➁麦さん

オタク。基本自己投影しないタイプの夢女。文字も書き絵も描く人。

8年前からずっとライアンが好き。

 

8年前、Twitterを通して知り合って以降様々な奇行(ex:聖地を捏造して巡礼する、世界に2冊しかない夢本を刷る、推しの匂いを作りに行く)を共にしてきた同志と初めて推しの誕生日が祝えるということで、誕生日が公式から発表された瞬間「6/19は予定空けておこうな…?」と私たちは誓い合ったのでした。

 

計画

「泊りでなんかするか…」ということだけはざっくり決め、まずは早々と6/20の有給を取りました。

しかし何せ私も麦さんも推しの誕生日がわからないorわかってても共に祝ってくれる同志がいないジャンルに長らく居たいわゆる誕生会ど素人。

とりあえず世の中のオタクたちはどのように推しの誕生日を祝っているのかを徹底的に調べたところ、推し活プラン的なのを売り出している宿泊施設が多数あることを知ります。

有名どころだと品プリとか、あとはパセラ(バリアン)系も強かった。

そんな中私が別件(母親の還暦祝い)で色んな宿泊施設を探していたときに見つけたのがこちらでした。

www.tokyuhotels.co.jp

推し色ルームとして売り出しているポップな色合いの部屋。

かわいらしい飾りとイミテーションケーキが用意されているので、装飾品を用意する必要も特になさそうな点がまさに初心者向けと言えるでしょう。

その中に色黄×青という推しカラーど真ん中な部屋があることを知り、「ここしかなくね?」となった我々。

6/19に空きがあることを確認し、すぐに部屋を押さえました。

1日各一室限定、ネットからの予約限定、素泊まりプランのみ(ただし前日までに電話連絡すれば朝食も+2000円でつけられる)というある程度の制約はあるのですが、価格も部屋や曜日による差はあれど、大体ひとり7000~10000円程度と良心的です。

また、Blu-rayプレイヤーの貸し出し(当然ながら数量限定)もしてくれるので鑑賞会をすることも可能です。最高ですね。

 

夢女らしい祝い方の模索

宿はすんなり決まりました。しかし私たちが一番頭を悩ませた点が「夢女らしく祝う」ということ。

普通に祝うだけならば、よくTwitterでも流れてくる祭壇を作ってケーキを食べて…というやつでOKなのですが、8年間拗らせてきた私たちがそれで満足するはずがなく。

いろいろ話す中で決まったのが推しのバースデーイベントに呼ばれた設定でいくということでした。

ゴージャスでファビュラスな誕生日会。そこに招かれた自分。

ただし前述のとおり、ふたりとも自己投影型ではない夢女なので、自分というよりは自分の体をうちの子の体と見立てて飾り付けると表現した方が正しいのですが。まあそれはそれとして。

その後、食事やイベントなど当日の大まかなプランを数回打ち合わせして、あとは各々必要だと思うものを持ち寄ることに決め、当日を迎えることになりました。

 

当日編へ続く。